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古瀬健樹レフリーが、シックスネーションズでアシスタントレフリーを担当。
リーグワン2024-25のファイナルで笛を吹いた古瀬健樹レフリー。(撮影/松本かおり)

古瀬健樹レフリーが、シックスネーションズでアシスタントレフリーを担当。

ジャスラグ編集部

 ワールドラグビー(ラグビー・ユニオンの国際統括団体)が、2026年2月5日に開幕するシックスネーションズのマッチオフィシャルを発表した(12月18日)。

 今大会では世界各国の8つのラグビー協会から選ばれた14名のレフリーが全15試合を担当する(イングランド協会のカール・ディクソンだけ2試合担当)。
 2月14日にダブリンでおこなわれるアイルランド×イタリアで笛を吹くホリー・デビッドソンは、大会で初めての女性レフリーとなる。

 日本ラグビー協会所属の古瀬健樹(かつき)レフリーは、2月7日にローマで開催されるイタリア×スコットランドでアシスタントレフリーを務める。同レフリーにとっては初めての大役となる。
 古瀬氏は昨年のU20シックスネーションズでは2試合で笛を吹いた(スコットランド×ウェールズ、イタリア×アイルランド)。

2002年1月25日生まれ、23歳。現役時代のポジションはHO。自彊館中→東福岡高→早大→日本ラグビー協会。2024-25シーズンまで、3季連続ベストホイッスル賞。(撮影/松本かおり)


 今年の秋はフランスでトップ14のアシスタントレフリー、プロD2のレフリーを務めて経験を積んだ。
 また、スコットランド×アメリカ、イングランド×フィジーと2つのテストマッチでアシスタントレフリ―を担当した。

 今回大舞台に立つことになり、古瀬レフリーは「シックスネーションズという歴史ある大会にアシスタントレフリーとして選出されたことを非常に嬉しく思います。大舞台でも自分らしくしっかりとしたパフォーマンスを出して日本に帰りたいと思います」。
 いつも通りの、堂々とした振る舞いが見られるだろう。

 シックスネーションズで過去にアシスタントレフリーを務めたのは、2019年大会の久保修平氏と、2007年、2008年の平林泰三氏。レフリーを任された者は、まだいない。








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